住宅ローンを利用して購入するためには生命保険に加入しなくてはいけません。

おおきな負担 住宅ローンを冷静に考えよう

住宅を購入するための生命保険

住宅ローンは他のローンとは大きく異なる点があります。
それはローンで購入するものが住宅や土地という、不動産というものだからです。
不動産にはさまざまな権利があり、売買契約で購入者が持つことになるのは所有権のみです。
所有権は対象の不動産を自由に使用できるという権利です。
ですが不動産では所有権以上の法的上位にある権利があり、それの名義人は住宅ローンの融資元である金融機関です。
これは抵当権という権利です。
この権利以外に、住宅ローンでは完済できることを前提とするための条件が設けられています。
それが「団体信用生命保険」への加入です。
団体信用生命保険とは、通常の生命保険と大きな違いはありません。
保障対象となるのは、被保険者の死亡あるいは高度後遺障害状態となっています。
ただし生命保険の保険金の受取人は、住宅ローンの金融機関となっています。
被保険者と住宅ローンの契約者は同一人物となっており、保障条件を満たして支払われる保険金は、住宅ローンの返済残高と相殺される仕組みになっています。
すなわち生命をもって、住宅ローンを完済するという仕組みになっているというわけです。
そのため、住宅ローンの利用条件には、この団体信用生命保険への加入が設けられています。
言い方を替えれば、団体信用生命保険の加入が認められない方は、住宅ローンを利用することができないということです。
他の生命保険に加入しているかどうかは関係なく、この団体信用生命保険に加入する必要があります。
住宅という買い物は高額なため、住宅ローンも高額になります。
それにも関わらず、連帯保証人をたてる必要がありません。
その代わり、このような条件を設けることで、完済を約束するようになっています。
他のローンでは連帯保証人をたてないこと自体あまりありません。
連帯保証人によっても完済できる程度のローンということができます。
ですが住宅ローンの連帯保証人を用意することが現実的に不可能に近いためです。
そのためこのような利用条件を設けています。
また冒頭にある通り、権利においても完済が可能なような仕組みになっています。
住宅ローンの利用は多くの方が行っているため、誰しもが安心して利用できるように錯覚してしまいます。
ですが、住宅ローンほどきびしい条件を設けているローンはないということを知っておきましょう。
完済が前提なのは住宅ローンをはじめ、すべてのローンは同じ条件です。
このことを前提にして計画的に利用することが大切です。

Copyright (C)2017おおきな負担 住宅ローンを冷静に考えよう.All rights reserved.